Web系内定者である地方大学生が伝えたい5つのこと

対象読者

  • 就職活動を始めようとしている人
  • 夏のインターンを探し始めている人
  • Web系を志望している人

自己紹介

  • 北海道の地方大学卒・大学院生
  • 2020卒
  • 大学からプログラミングを始めた
  • iOSエンジニア
  • 内定獲得数:1社

経歴

  • 1年~2年
    良くも悪くも真面目な学生.学校の課題をコツコツこなし,さらに,積極的なインプット・アウトプットはしていなかった.(後悔度合いが高いです...)
  • 3年
    PBLを通して,アプリ開発に着手し始めました.そもそもPBLとは,実在するニーズやクライアントの要求に対して,学生自身が要件定義から実装,リリースまでの活動を通して,問題解決能力などを養う実践的な学習です.このころから,インプットとアウトプットをし始めました.また,逆求人を知ったのもこの時期です.
  • 4年
    卒業研究と仲良くしながらiOS分野に興味を持ち,小さく手を動かすようになりました.また,逆求人サービスに登録し,面談を始めたのもこの時期です.その結果,19卒向けのインターンに参加することができました.
  • M1
    ~夏期(インターン)
    4月の頭からインターンを探し始めました.本当にサポーターズ・キャリアセレクト・逆求人ナビにお世話になりました.なぜなら,逆求人を通して自己分析・仲間づくり・企業さんとの繋がりを持つことができたからです.結果的に,2社のインターンシップに参加しました. bob2525yokoyama.hatenablog.com
    ~春期(本選考)
    10月の下旬に,もう一度逆求人に参加しました.その後,12月ぐらいから本選考へエントリーし始めました.結果的に7社ほどエントリーし,ありがたいことに第一希望から内定をいただくことができました.

就活

何を軸にしていたの? 就活を進める上で,必要になってくるのが軸です.この軸がはっきりしていないと,志望業界や動機・何がしたいのかなど様々な要素がブレていきます.自分の場合は,以下のことを軸にしていました.

  1. お給料・福利厚生
    理由は言うまでもないでしょう.ただ,あえて理由をあげるのであれば,借りている奨学金の返済を考えた時に,どのぐらいの額が欲しいのかを考えたことでしょうか.
  2. 働いているイメージを持てるか
    具体的には,上司や同期になりうる方々とお話した時に,その会社に毎日行って,働いているイメージを持てるかということだと思います.しかし,現実的にお話しするだけでは,イメージを持つことは難しいと思います.そこで鍵になってくるのが,インターンシップです.インターンシップには様々な種類がありますが,就業形をオススメします.ただし,初めてインターンに参加するのであれば,別の種類をオススメします.ちなみに就業形のインターンに参加した時の感想はdevelopers.cyberagent.co.jpに書いてあります.
  3. 自分の思い描くキャリアパスが実現できそうな環境か
    就活をする上で,近い将来や5年後に,自分がどうなっていたいか考える時期がくると思います.実際私も考えました.その結論を面接時などに伝えた結果,認めて応援してくれるカルチャーがあるかどうかを見ていました.

最終的な決め手は?

働いているイメージをどれだけ持てるか,この軸をもとに結論を出しました.

苦労したことは?

いろいろありますが,いくつかピックアップして書きます.

  1. 自己分析の進め方
    正解もゴールもなく,流動的に変化していきます.また,個人で行うのには限界があると感じました.したがって,友人や先輩,逆求人のお姉さん,企業の方々と進めていくことをオススメします.
  2. 研究とのバランス
    院生あるあるですね.学生の本分は勉強です.つまり,大学院生であれば研究ということになります.しかし,地方在住かつWeb志望となると,多かれ少なかれ東京との往復は避けられません.また,研究の進捗や研究室の制度によっては,インターン等の課外活動への理解が得られない可能性があります.(ありがたいことに,私が所属する研究室は,やることやっていればいいよスタンスです)そのため,早期から動き出すことが大切となってきます.
  3. 北海道と東京の往復
    さきほども書きましたが,地方在住であれば仕方がないことです.と言いつつも,金曜の終便で飛び,月曜の始発で帰ってくるという生活は,非常に辛かったです.
  4. 周りの学生との比較
    これは常について回りました.特に12月以降になると,既に内定が出ている友人もちらほら出てきていて,焦り始めていた記憶があります.早くもらった人が勝ち!というわけではありません.それはわかっているのですが,辛かったですね....

伝えたい5つのこと

さて,ここまで来てようやく本題?です.

  1. 早く動こう
    Web業界に限らず,就活は想像を絶する速さで進みます.インターンの募集は,今(5~6月)がピークです.本選考は会社にもよりますが,12月頃には選考ページがオープンするでしょう.
  2. 仲間を作ろう
    インターンや就活期を一人で乗り切ることは,正直厳しいです.そのため,同じような業界を志望する仲間を見つけることをオススメします.仲間がいることのメリットが言うまでもありません.おそらく知りたいのは,どこで見つけるか?ということだと思います.それこそ,逆求人や好きな技術のカンファレンス,インターンシップなどがオススメです.
  3. 学生カードを使い倒そう
    学生カードは非常に強力です.技術系のカンファレンスであれば,学生向けのスカラーシップがあります.インターンシップでは,お金をいただきながら圧倒的成長ができる環境に身を置くことができます.就活においても,逆求人を通して支援金をいただけます.
  4. 逆求人を利用しよう
    また言うのかと思われそうですが,逆求人を利用することを強くオススメします.下記に私がお世話になったサービスを示します.
    • キャリアセレクトcareerselect.jp
    • 逆求人ナビwww.studenthunting.com
    • サポーターズsupporterz.jp
      どれがオススメ?と思うかもしれませんが,全てオススメです.なぜなら,3社それぞれに強みがあるからです.また,中の人の雰囲気も異なります.そのため,全てにお世話になった上で, 自分に合ったサービスを選択してください.
  5. アウトプットをしよう
    大小なんでもいいです,とにかく手を動かしてください.ただし,下記のことを意識しておくといいと思います.
    1. 何故勉強しようと思ったのか?
    2. 何を参考にしたのか?
    3. つまずくポイントはどこか
    4. どのようにして解決したのか
    


    これらをQitta等に投稿するとバッチリです!