P2HACKS 令和元年を開催しました!!

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はじめに

先日P2HACKSという育成型ハッカソンを企画し,運営しました.学内開催にも関わらず参加者は50人を超え,スポンサー企業は6社集まりました!! 今回は,開催までのスケジュール感や私自身の運営に対するモチベーションなどをお伝えしたいと思います

p2hacks.c.fun.ac.jp

P2HACKSとは

P2HACKSは公立はこだて未来大学の学部3年次に行われるプロジェクト学習を控えた学部2年生をメインターゲットとした育成型ハッカソンです。プロジェクト学習を始める前にチームで開発する経験ができる他、サービスの考え方や技術力を身につけられます。また、P2HACKSでは先輩や企業の方々がサポーターとして皆さんをサポートします。大会の最後には、チームの表彰を行います。表彰されたチームには賞品を用意しています。
参加することで、プロジェクト学習、そしてその先の将来に活かすことを願っています。

ということです.一般的にハッカソンといえば,短期間でサービスやアプリを開発して競うイベントです.しかし,P2HACKSは育成型というスタンスであり,プレPBLという立ち位置です,狙いとしては,学部1年生や2年生のうちからチーム開発を経験し,その奥深さを体感してもらおうというイベントです. そして,今回が2回目となります.1回目の様子は,先輩のブログを御覧ください!!

pinkie-leader.hatenablog.com

期間

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なぜこの日程なのか

スポンサー企業視点

  • 地方ならではだが,スポンサー企業が週便で東京に戻ろうとすると懇親会時間が満足に取れません.(函館発羽田行きの最終は,19時半です) そのため,最終日を発表+懇親会だけにしたいと考えました.

参加者視点

  • 初心者にとって.2日間でプロダクトを仕上げるのは難しいかもしれない.また,2日間では,方針転換が難しいとも考えました. そこで,1週間あれば,デバイスの購入や新しいことにチャレンジするのにも十分な時間があります.また副産物として,学校期間中であることから平日に大学でミーティングができることも考えました.

運営内訳

  • M2 2名
  • M1 1名
  • B4 3名
  • 教員 2名

運営は上記メンバで行いました.学生通しは普段からよく話すメンバであり,学年もバラバラであることからタスクの振り分けがしやすかったです.

メンター

当日参加者のサポートをしてもらうために,メンターを呼びました.内訳は上記の通りであり,フロントよりの領域を中心に幅広く招集しました.

スケジュール

  • 4月下旬:準備開始
  • 5月下旬:開催目的,ターゲット,開催日程
  • 9月上旬:エントリーフォーム作成,スポンサー募集開始,勉強会原案,懇親会会場予約
  • 10月上旬:エントリー開始,宣伝開始
  • 10月下旬:メンター募集,当日スケジュール調整
  • 11月上旬:メンター確定,ルーブリック原案,商品検討,お弁当・懇親会ごはん決定,スポンサー企業確定
  • 11月下旬:勉強会実施,スケジュール確定,商品確定

箇条書きではありますが,開催までのスケジュールは上記の通りです.反省点は,スポンサー募集を開始することが遅かったことです,夏前が良かったのかな...

ルーブリック

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ルーブリックの特徴として学びと成長を評価する項目を考えました.結果として,ハッカソンの成果を評価する材料としては,難しかったです.なぜなら,参加者全員のピアレビューに目を通すには評価時間が 足りないことや,日頃の様子を見ているメンターや運営でなければ成長度合いを見ることができませんでした.ただ,評価項目として難しかったとしても,ピアレビューをすることに意味があると思うので,やってよかったと思ってます.

運営学生としての思い

以下,個人的な運営に対する思いです

これまで私は,多くの人に支えられてきました

bob2525yokoyama.hatenablog.com

developers.cyberagent.co.jp

bob2525yokoyama.hatenablog.com

ブログとして残したのは上記だけですが,それ以外にも家族や友達など本当にたくさんの方々です. そして,勝手な考えではありますが,この経験を後輩に還元したいと思うようになりました.還元するとは,機会と繋がりを後輩に渡すことです. 機会とは,P2HACKSのようなイベントです.自分が学部2年生当時のことを思い返すと,やる気だけはあるがどう頑張ったらいいかわからない・一緒に頑張る仲間が欲しいと思っていました.そんな時に参加したハッカソンでは,散々な結果に終わり非常に恥ずかしい思いをしました.しかし,その結果があったからこそ,今日の自分に繋がっていると思います.ぜひ,やる気はバッチリです!という後輩たちが,ステップアップする機会になって欲しいと思い,運営として参加しました.続いて繋がりですが,主に企業です.よく言われてる話ですが,地方学生のあるあるとして,東京への移動がしんどいだとか気軽に勉強会,カンファレンスに参加できなといった機械損失.さらには,そもそも各種イベント参加へのハードルといったものがあります.自分自身がそうだったので,気持ちはよくわかります.だからといって,時間は有限でありスピードが求められる業界です.そのため,今の自分ならイベントを企画し様々な企業のサポートを受けながら,大学にいながら企業と接点を持つことができる機会を提供できると考えました.

後輩へ

今回の経験を活かして,次のステップへ進んでください.全国レベルのハッカソンでもいいし,バイトでもOKです.春休みにインターンに挑戦するのもいいでしょう,そうやって,外の世界を知ってほしいなと思います.大学にすごい人はたくさんいますが,他大学や企業を見るとその何倍ものすごい人達がいます.ぜひ様々な経験をして,刺激を受けてください.そして,その経験を学校に持ち帰ってきてください.そうやって,次の世代へ貰う側から伝える側になってください!!

最後に

本イベントを参加するにあたり,大学やスポンサー企業,協賛企業様に大変お世話になりました.私自身は修論を仕上げて,来年からまたルーキーとして頑張っていきます!!